保育士試験の申し込みの際に悩むのが、実技試験の科目ではないでしょうか?
音楽・言語・造形から、2分野選ぶ必要があります。
私もどれがいいのかかなり悩みました・・・
それに筆記試験と違って、トータルで何時間かかるのか、何時まで試験があるのかが分かっていませんよね。
私は早く終わらせたい理由があったので、早く試験が終わる可能性にかけて音楽と言語の組み合わせを選ぶことにしました。
そこでこの記事では、フルタイムで働きながら保育士試験に独学で合格した3児ママの私が、保育士試験の実技試験が何時までかかるのか、当日のタイムスケジュールから早く帰れるおすすめの組み合わせについてまとめています。
保育士試験の実技試験で、何を選んだらいいかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください♪
保育士試験の実技試験は何時までかかる?
試験会場ごとに差はあるかと思いますが、私が受けた会場での最終受験者終了時間は15時35分でした。
ガイダンス開始時間が8時45分からなので、トータル7時間かかる人がいるなんて驚きです!
そして、この最終受験者終了時間は、実技試験の受験票が届いてから初めて分かります。
あくまでこれは一番遅い人の終了時間であって、自分が何時に試験が終わるかは、当日会場に行ってタイムスケジュールを確認するまで分からないんです!
色々家庭の事情がある方もいると思いますし、少し困ってしまいますよね。
私は実技試験の日が、産後1ヶ月の時でした。授乳が3時間置きに必要な時期だったので、なるべく早く試験を終える必要があったんです。
そこで私は色々考えた末、音楽と言語の組み合わせで受験することにしました!
私の場合はこの組み合わせが大正解だったので、その理由をご紹介していきます♪
保育士試験実技のタイムスケジュール
これが当日の私のタイムスケジュールです。
狙い通り、午前中には全ての試験が終了しました。
そして、当日配られた受験番号ごとのタイムスケジュールがこちらです。
遅い人だと15時頃までかかっている人もいます。
よくよくこのタイムスケジュールを見てみると、選んだ科目によって試験時間が大きく違うことが分かりました!
そして一番早く帰れる可能性の高い組み合わせは、『音楽と言語』だったんです!
保育士試験の実技試験で音楽と言語がおすすめな理由
私が保育士試験の実技試験を受けた時は、ちょうど産後1ヶ月の時でした。
そのため赤ちゃんと離れる時間を作ることがとても不安だったんです。
そしていろいろ考えた結果、私が選んだ分野は音楽と言語。
そしてその選択が大正解で、試験開始から3時間後には会場を出ていました!
そのため試験時間を極力短くしたい方は、音楽と言語の組み合わせがおすすめです。
その理由を、詳しく説明していきます♪
音楽と言語の試験時間はどちらも1人5分程度で終わる
まず私が確認したのが、それぞれの分野の試験時間です。
言語の内容は、3分間で物語を読むという試験なので、トータルでかかっても5分くらいかなと考えました。
そして音楽も、童謡を2曲弾くだけなので、かかっても3分くらいのはずです。
音楽と言語の試験は、1人3~5分程度で終わるのに対して、造形は試験時間が45分と長いですよね。
その分トータルの試験時間が長くなるのでは・・と考え造形は選びませんでした。
そしてその選択が大正解!
造形を選んでいる方は、造形から次の分野を受けるまでの待ち時間が長い方が多くいました。
逆に私のように音楽と言語を選択している方は、ほとんど全員午前中には試験が終わっていたんです!
そのため、試験時間を短くしたい方は、音楽と言語の組み合わせにしておくことをおすすめします。
音楽と言語は課題が事前に分かっている
試験時間以外にも、音楽と言語がおすすめな理由があります。
それは、音楽と言語は課題が事前に発表されているからです。
課題が分かっているので、どちらも事前にしっかりと対策をすることが可能ですよね。
私は当日にどんな課題がでるんだろう・・・というドキドキを味わう必要がありません。
それに対して造形は、課題が当日発表です。
ちなみに、私が受けた年に造形で出た課題は「フィンガーペインティングをしている姿」でした。
私が後から課題を知った時、どんな絵を書いたらいいのか全く思い浮かびませんでした・・・
人間の絵や、背景などは練習できますが、こういった遊びのテーマが当日発表されてしまうので造形は完璧な事前対策が難しいと感じました。
保育士試験の実技で待ち時間が長いのは造形と言語の組み合わせ
私が実技試験を受けた際に一番試験時間が長くかかっていたのが、造形と言語の組み合わせでした。
なぜかというと、言語はほとんどの人が選んでいるからなんです。
言語を選んでいない人は、当日のタイムスケジュールに載っていた108人中11人のみ。残りの97人が言語を選んでいました。
そして造形は試験開始時間に全員が一斉に試験を受ける形になるので、造形のあとの言語の待ち時間がとても長くなってしまっていました。
そのため、どうしても造形を選びたいけど試験時間は早く終わらせたい・・という場合は造形と音楽の組み合わせの方が早く終わる可能性があります!
保育士試験の実技はどれがいい?→受かりやすいおすすめは言語!
保育士試験の実技試験で、私が最もおすすめする分野が言語です。
理由は一つ。ただ覚えればいいから!
この試験、難しいことは何もありません。ただ物語を覚えて、会場できちんと再現できればいいだけなんです!
なんだか簡単そうじゃないですか?(笑)
そして選ぶ物語も、自分が知っている簡単なものにしましょう。
例えば私は、「3匹のこぶた」を選びました。3匹のこぶたの物語、誰もが知っていますよね。
最初はわらのおうち、次は木のおうち、最後はレンガのおうち。流れもいたってシンプルです。
そして身振り手振りをつけて、大きな声で話す、これだけです。
もちろん3分間としう時間制限はありますが、ぴったりに終わる必要は全くありません。
音楽・造形・言語の中で一番練習と本番の環境に違いが無いため、試験でミスをする心配がないのがこの分野だと思います。
保育士試験の実技で音楽を選んだ場合の対策ポイント
ピアノの経験があるため、実技分野の中で音楽を選ぶ方も多いと思います。
私も小さい頃からピアノを習っていたため、音楽を選びました。
実際に試験を受けて感じた、合格するための試験対策のポイントをご紹介します。
楽譜は簡単でいい!
楽譜は簡単なものを選びましょう。
自分のレベルより下のものでいいと思います。
その方が、もしも本番で間違えてしまってもすぐに訂正することができます。
そして前奏なども凝ってないシンプルな楽譜がおすすめです!
難しい楽譜で当日間違えるよりも、簡単な楽譜でミスなく弾け切れるほうが合格に繋がります。
私は試験当日の控室で、他の受験生の方の演奏を何人も聞きましたが、皆さん簡単な楽譜ばかりでした。
中には左手が1音ずつの方もいました。
そして、ゴージャスな難しい演奏をされている方は、一人もいませんでした。
おすすめの楽譜ついては、こちらの記事で紹介していますので、ぜひ見てみて下さい♪
試験前に必ずアップライトピアノで練習する
試験はほとんどがアップライトピアノです。
電子ピアノとは弾いた感覚が全く違うため、もしも家に電子ピアノしかない場合は少なくとも1回は、アップライトピアノで練習することをおすすめします。
普段弾きなれていない場合は、アップライトピアノの音の大きさや、タッチの違いに驚くはずです!
音楽スタジオなどで時間ごとにレンタルすることができるので、お近くのスタジオを探してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
保育士試験の実技試験は、何を受けるか誰もが悩む点だと思います。
もちろん、自信がある分野がある場合はその分野を受けるべきです!
しかし、どの分野でもいいけど、どれがいいかな・・・と悩んでいる方は、とりあえず言語だけは選ぶことをおすすめします。
残りの科目はこの記事を参考にしたり、自分の得意不得意を考慮して選んでみてください♪
保育士試験の実技試験、特に音楽と言語は練習さえ完璧にしていれば、本番はそれを発揮するだけです!
しっかりと練習を積み重ねて、合格を勝ち取ってくださいね♪